開発途上国に向けて福祉用具の無償提供を行います。 (3.c)
SDGs達成に向けて、まず自分達にできることはと考えて一番に思いついたのが、自社で扱っている福祉用具の活用でした。当社は滋賀県内にお住まいの方を対象に、車いすやケアベッドなど福祉用具のレンタル事業を行っています。その中から展示品やレンタルアップの製品を少しずつ集め、東南アジアの国々に無償提供しようと計画しています。
福祉用具にもいろいろな種類がありますが、特に対象と考えているのは、すぐに役立ててもらいやすい車いす、歩行器など、人の移動に関わるものです。また、こういった福祉用具を実際に使うだけではなく、教育などの現場において、福祉に関わる人材育成のために役立てていただければと考えています。
まだ海外に送れるほどまとまった用具が集まっていないのが現状ですが、東南アジアに限らず、福祉用具が足りていない国や、喜んで使っていただける地域であればどこにでも提供できる仕組みを整えていきたいと考えています。「全ての人に健康と福祉を」この目標の達成に向けて、自分達が普段扱っているものを通じて、世界に貢献できればという思いで策定した課題です。