介護食の開発・製造で食べる楽しみを全ての人に！(2.2)

高齢になると、どうしても食が細くなってしまう方が増えてきます。食べる力が低下すると食欲が落ち、栄養不足の状態になってしまいます。栄養不足が続くと、体力が無くなり筋力が落ちたり免疫力が下がったりしてしまいます。そこで、かむ力・飲み込む力が低下した高齢の方でも栄養価の高い食事を提供できるよう、管理栄養士と共に研究して商品開発や、1日の栄養バランスを計算した献立づくりを行っています。舌でつぶせる「すむーす食つるりん」は、当社で開発、製造している食品のひとつです。

舌でつぶせる「すむーす食つるりん」は、おいしさや見た目にもこだわって作っています。例えばハンバーグなら、ミキサーにかけた食材を再成型してハンバーグの形にしたり、ソースにバリエーションをつけて飽きがこないようにしたり、好きなものを食べ続けてもらえるよう工夫しています。

夏には期間限定で、介護食にアレンジしたうな重を販売しています。正月には介護食のおせち料理も販売しています。「今までは食欲がなかったけど、食べられるようになりました」といった声をいただいています。季節感や素材の味を楽しみながら、毎日の食事から元気をつけていただく手助けができればと思っています。