新たな技術開発に積極的に取り組んでいます (9.4)
当社の扱う「ウォータージェット工法」という技術は、大量の水を使用します。すなわち工事の過程では、それに伴う汚濁水が発生します。その汚濁水は適正な処理をした上で排水することが多いのですが、その処理作業をより早く正確にできないかと考え、自社で新しい液体攪拌装置(リプテクター®)を開発しました。現在、日本では特許を取得済み、ベトナムと中国でも特許出願中です。
装置自体はまだ商品化には至っていませんが、いずれは専門機関と共同研究をして、様々な分野で活用できればと考えています。もともとは液体を効率よく撹拌するために開発した装置ですが、回転を利用して水力発電に応用できることもわかっています。このような発明は、今まで誰も気づかなかったところに着目した結果生まれたものです。私達はこれからも、既成概念にとらわれず、新たな技術開発に積極的に挑戦し続けます。