社会福祉法人達真会は、滋賀県内で「多賀清流の里」「けやきの杜」という2つの特別養護老人ホームを運営しています。長浜市にある「けやきの杜」は特別養護老人ホーム、ショートステイ、ケアプランセンターとして、犬上郡多賀町にある「多賀清流の里」ではそれに加え、ショートステイ、デイサービス、グループホームの事業も行っています。
もともとは、グループ会社である田中ケアサービス株式会社で訪問介護の事業を行っていたところ、地域に方々に「高齢者が入居できる施設をつくってほしい」とのご要望をいただいたのが開設のきっかけです。建設業を担う田中ホールディングス株式会社を親会社に持つことから、民間企業の発想を活かし、開設当初から「お客様に快適なサービスを提供する」ことを目的として運営を続けているのが達真会の特徴であると感じています。
SDGsには、環境・社会・経済の3側面においてバランスが取れた形で目標を達成するという基本的な考え方がありますが、その中の「社会」に当たる部分が当法人にとって中核になる部分だと考えています。その上で、職員に対しては働きやすい職場の提供、地域に対してはコミュニティーの一員として困っている方々を支援し、また災害時には避難場所となる、こういった役割を通じて安心して暮らせる持続可能な社会づくりに取り組みたいと考えています。
私達の事業は、高齢者の介護が主な内容です。具体的には高齢障害者の方々の介護や、加齢によって体に支障が出てきた方々を支えることが主な事業内容ですが、そこからさらに対象を広げ、ご本人の家族や周囲で暮らす方々も同時に支援することが重要です。そして最終的には、高齢者や障害者など誰もが安心して暮らせる町づくり、人づくりに貢献することが私達の使命であると考えています。
グループの理念である「研鑽・実現・還元」に沿って、内部で研鑽し、理想を実現し、地域に還元することを目標に、地元社会に貢献していきたいと思います。